@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007486, author = {福田, 倫子 and 川口, 良 and カワグチ, リョウ and Kawaguchi, Ryo and 三枝, 優子}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of The Faculty of Language and Literature}, month = {2019-10-31, 2019-12-16}, note = {本稿では、大学生が授業内で書くリアクションペーパーをコーパスとして構築するプロセスの中間報告を行うとともに、当該コーパスを一部使用した文体および文末表現の分析結果を報告する。大学1・2・3・4年生の合計249名から2,738枚のリアクションペーパーを収集し、さらにそれらを1文ずつに分け、対象者番号、学年、性別、記入日などのタグ付けを行った。本コーパスを用いた研究の試行として文体分析を行った結果、次のことが分かった。学年にかかわらず丁寧体が相当数選択され、男子よりも女子の方が丁寧体の選択率が高い。同様の傾向が1文ごとの文末形式にも見られたことから、女子の方が教員に対して待遇表現上の意識が強いと考えられる。「引用節+「と」+思考動詞」という文末表現に注目すると、丁寧形では学年が上がるにつれてその形式が増える傾向が窺えた。また引用節末に終助詞「な」を付加して話し言葉的な表現を挿入する文末形式は1年生に最も多く、特に1年生男子の約3分の1に見られた。今後はデータを増やし、より充実したコーパスの構築を行う。}, pages = {105--125}, title = {大学生によるリアクションペーパーのコーパス構築と分析:文体および文末表現を中心に}, volume = {33}, year = {} }