@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007693, author = {亀田, 秀子 and Kameda, Hideko and 会沢, 信彦 and Aizawa, Nobuhiko}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-12-20, 2020-03-23}, note = {本研究の目的は,文献を対象に,いじめ被害者の対処法といじめの長期的影響との関連について検討することである.対象文献は,事例研究の8論文(21事例)であった.いじめ被害者の対処法は,無抵抗群,相談群,周囲からのサポート群の3群に分類された.いじめの長期的影響は,無抵抗群において“否定的影響”のみであった.相談群と周囲からのサポート群において“肯定的影響”と“否定的影響”がみられた.外傷後成長(PTG)に至るケースでは,【教師・友人・家族との良好な関係】,【いじめを乗り越える対処法】が重要な要因であることが示唆された.外傷後ストレス障害(PTSD)に至るケースでは,<暴力による壮絶ないじめ>,<友人・教師の無関心>が重要な要因として示唆された.いじめの長期的影響は深刻であり,心の傷の回復に向けたアプローチと支援方法の確立が急がれるところである.}, pages = {79--95}, title = {わが国のいじめの長期的影響に関する研究動向と展望(3):事例研究におけるいじめ被害者の対処法といじめの長期的影響との関連}, volume = {53}, year = {} }