@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007700, author = {久保村, 里正 and クボムラ, リセイ and Kubomura, Risei}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-12-20, 2020-03-23}, note = {小論の主題となっているユニバーサル教材とは筆者による造語であり,ユニバーサル教材の意図する,「誰もが利用しやすい」というユニバーサル性には,2つの側面がある.1つめの側面は,児童・生徒にとって「誰もが利用しやすい」という,指導を受ける側の面で,2つめの側面は,教員にとって「誰もが利用しやすい」という,指導をする側の面である.小論ではこの2つのユニバーサル性に基づき,誰もが利用しやすいユニバーサル教材の開発について論じた.ユニバーサル教材の開発にあたっては,指導を受ける児童・生徒側の課題もあるが,指導する教員側により大きな問題がある.ユニバーサル教材はマニュアル化された指導法の確立というよりは,各題材を指導するにあたっての材料や環境の充実に主眼がおかれており,題材の選定段階において,児童・生徒にとって誰もが利用しやすいものを精選することによって,教育効果の向上を図る.また題材の選定段階において,教員にとって誰もが利用しやすいものを精選することによって,指導のむらを解消するとともに,指導方法をマニュアル化する必要性が無くなり,教育の画一化を防ぐ効果が期待される.}, pages = {157--164}, title = {図画工作科におけるユニバーサル教材の意義:シームレスな学校段階の接続に向けて}, volume = {53}, year = {} }