@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007707, author = {髙橋, 克已 and タカハシ, カツミ and Takahashi, Katsumi and 高橋, 克己 and 綾, 牧子 and Aya, Makiko and アヤ, マキコ}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2019-12-20, 2020-03-27}, note = {本稿は,学級経営案の書式について,その歴史的変遷を追うものである.明治期に澤正が考えた学級経営案の書式は「教授・訓練・養護」という枠組みに従って項目が立てられていた.これは,明治初期にアメリカやドイツの教育学の影響を受けたものと考えられる.このように,戦前は「教授・訓練・養護」という発想がかなり定着していた.しかし,戦後に入り,昭和30年代後半には「教授・訓練・養護」を基盤とする書式と大きく異なっており,「学級の実態(児童の実態)」や「学級の目標」,「教科指導の指導方針」といった項目が見られる.さらに,現代の学級経営案は,この流れを引き継いた書式となっており,「計画→実践→評価→修正」のサイクルを回していくための基礎資料としての意味合いが強い.このように,「明治期から戦前」と「戦後から現代」とでは,学級経営案の書式に大きな違いがあることが明らかとなった.}, pages = {229--235}, title = {学級経営に関する基礎的研究(Ⅰ):学級経営案の書式の変遷に関するメモ}, volume = {53}, year = {} }