@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007834, author = {田中, 真理 and 鎌田, 晶子 and 秋山, 美栄子}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Sciences}, month = {2021-03-30, 2021-10-28}, note = {本研究の目的は高齢期の配偶者との関係と配偶者以外の家族関係が,認知機能低下と主観的幸福感や生きがい,孤独感に及ぼす影響について,家族ネットワークの特徴別に検討することであった。分析対象者は65 歳以上で配偶者もしくはその他の家族との交流があると回答した260 名であった(平均年齢は74.37±5.36 歳,65-94 歳)。分析の結果,有配偶者×家族交流あり群(n=141)では配偶者との共同行動や自己開示,配偶者以外の家族への自己開示と彼らからの感謝表現が幸福感や生きがい,社会的孤独感に寄与していた。有配偶者×家族交流なし群(n=57)では,配偶者への自己開示が幸福感と社会的孤独感に有意な影響を示し,無配偶者×家族交流あり群(n=62)では家族からの感謝表現が幸福感を高め,自覚的認知機能低下と社会的孤独感を抑制していた。以上のことから,高齢者のwell-being には家族のネットワークの特徴によって,配偶者やその他の家族のもつ機能が異なる可能性が示された。}, pages = {131--136}, title = {高齢期の配偶者ならびに配偶者以外の家族との関係が認知機能と主観的well-beingに及ぼす影響}, volume = {43}, year = {} }