@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007887, author = {豊泉, 清浩 and トヨイズミ, セイコウ and Toyoizumi, Seiko}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2020-12-20, 2022-01-15}, note = {ヤスパースにおける哲学的信仰は,科学と啓示信仰との間で,哲学することを根源とする信仰である.彼は,信仰について考察する際,主観と客観を包括する包括者を前提とする.したがって,哲学的信仰の概念を獲得するためには,包括者を解明しなければならない. 本稿では,ヤスパースの著書『哲学的信仰』(1948)と『啓示に面しての哲学的信仰』(1962)における論述に依拠して,哲学的信仰の概念,哲学的信仰の内容,科学と哲学と神学の関係,包括者の諸様式,哲学的根本知と哲学的根本操作,哲学的信仰と包括者の関係などについて考察する.その際,哲学的信仰を人間の倫理的生き方を根拠づけるものと捉える.それゆえ本稿の目的は,哲学的信仰は包括者の諸様式の哲学として,実存の倫理性を示唆するものであることを明らかにすることにある.}, pages = {143--155}, title = {ヤスパースにおける哲学的信仰と包括者思想の関係について:実存の倫理性との関連において}, volume = {54}, year = {} }