@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00007890, author = {小幡, 肇 and オバタ, ハジメ and Obata, Hajime}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2020-12-20, 2022-01-15}, note = {「総合的な学習の時間」にプロジェクト型の学習を取り入れる学校が見られるようになった.本研究は,「総合的な学習の時間」のプロジェクトにおいて,「資質・能力の育成につながる探究的な学習となる」ことを実現する要素をどう引き出すかを探ることを目的とした.そこで,学生とプロジェクト「小冊子『北越谷の手焼き煎餅』を作成し小学校に配布しよう」に取り組んだ,そして,見学や体験活動・インタビュー活動・調べる活動・情報の整理・まとまりの抽出といった学習過程を踏んだ.さらに,関連しそうな実社会・実生活における問題の相談・検討・抽出を取り入れた.結果,学習上の手続きを丁寧にとることにより,「資質・能力の育成につながる探究的な学習となる」ことを実現する要素「興味・関心を重視し,日常生活や社会にある事物や現象である」,「学習を動機付けたり,方向付けたり,支えたりするとともに観察したり調査したりするなど,直接体験をしたり繰り返し働きかけたりする」,「学習活動が豊かに広がり,発展するとともに自然事象や社会事象へと多様に広がり,実社会や実生活について多面的・多角的に考えることができる」ことを引き出すことができることが分かった.また,その精緻を高めるには,「探究的な見方・考え方を働かせ、総合的な学習を行う見通しをもつ」,「自分がどう関わるかという行動を引き出し,プロジェクトを自分の側に引き寄せ,子どもによる教材化に転じさせる」,「問うことを通して,関係を探ることに着目したり視野を広げたりする」ことが重要であると分かった.}, pages = {179--189}, title = {「総合的な学習の時間」のプロジェクトにおいて「資質・能力の育成につながる探究的な学習となる」ことを実現する要素をどう引き出すか}, volume = {54}, year = {} }