@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00008008, author = {鈴木, 賢男}, journal = {生活科学研究, Bulletin of Living Sciences}, month = {2022-03-31, 2022-07-22}, note = {先行研究では,因子分析から「悩みを打ち明ける」などの項目で構成される,自分を晒すことに対する「受動性のためらい」と.「進路先を決める」などの項目で構成される,自分で評価を定める「能動性のためらい」を意味づけて目的変数とし,日本語MWQ(Mind Wandering Questionnaire) 得点と特性不安得点,他尺度との6要因を説明変数としたステップワイズ法による重回帰分析を行った結果,「能動性のためらい」では,MWQ得点が負の影響を与えていることがわかった. 本研究では,新たにマインドフルネス傾向を示す尺度を加えて調査を行い,相関分析によるためらい傾向との関連性を検討することとした.結果として,目の前のことに気を取られるようなマインドワンダリング特性が高い傾向にあると,自己の弱みを露わにするような「受動的場面」でのためらいを示す傾向が高く,逆に,自己の能力・人間性を問われるような「能動的場面」では,ためらいを示す傾向は低くなり,また特性不安が高いと「能動的場面」のためらいが低くなることも示唆された.マインドフルネスとの関連は両場面とも認められなかった.}, pages = {79--83}, title = {能動的場面と受動的場面におけるためらい(躊躇)についての相違:マインドワンダリングとマインドフルネスによる関連性の検討}, volume = {44}, year = {} }