@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00008161, author = {鈴木, 誠 and Suzuki, Makoto}, journal = {経営論集, Journal of Public and Private Management}, month = {Mar}, note = {国際化とは、Globalization とInternationalization という2つの語であらわされる。しかも、わが国では、近年は「国際化」=「グローバル化」というように同義に扱われることが多い。しかし、歴史的な経過を眺めるならば、わが国の「国際化」とはグローバル化を意味するGlobalization というわけではなかった。むしろ、ブレトンウッズ体制の中心となったアメリカにみられるように、世界的に自国化(アメリカ化)を進めるという意味でのInternationalization が基礎にあった。実際、わが国の企業レベルでの活動を見ても、国外拠点における人事や仕事の進め方は日本国内の場合と同様である。つまり、奇妙に聞こえるかもしれないが「国際化」とは「日本化」を推し進めていることになる。わが国企業の海外拠点における家族の行動をとってみても、Globalization の意味での「国際化」というよりは、「現地における日本化」という「国際化」を進めている。その背景には比較的短期滞在という理由があるにせよ、真の「国際化」にはまだ時間がかかりそうである。}, pages = {1--8}, title = {経済における国際化とグローバル化}, volume = {3}, year = {2017}, yomi = {スズキ, マコト} }