@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00008196, author = {佐倉, 香 and サクラ, カオル and Sakura, Kaoru}, journal = {教育学部紀要, Annual Report of The Faculty of Education}, month = {2022-12-24, 2022-12-24}, note = {美術表現として描写された人体の多様な身振りは,作品の主題に対して時に重要な役割を担っている.身振りという伝達手段の複雑さと重要性については,言語学,コミュニケーション研究,動物行動学,心理学などの分野で様々な研究がなされている.それらが示す意味や感情を確かめる際の難しさは,言葉や記号に拠るのとは異なり,動作の美術表現自体がその多様さゆえにどうしても曖昧さを含む事や,多くの場合時間的,地域的に同じ文化をもつグループ内でしかその意味が共有されない事などに由来していると思われる.一方で表現者側からすれば,伝達の意図如何によっては,そのような曖昧さをもつからこそ,身振りは独自の有効な手段ともなり得る.本稿では,イタリア・ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチによる特有の身振り,手振り表現に改めて着目し,ここでは主要な作例と手稿における記述をもとに,類型を整理しつつ彼の志向を踏まえたそれらの特質について一考察を試みる.}, pages = {115--128}, title = {レオナルド・ダ・ヴィンチの身振り表現に関する一考察:類型と特質}, volume = {56}, year = {} }