@article{oai:bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000982, author = {鈴木, 健司}, issue = {1}, journal = {文学部紀要, Bulletin of the Faculty of Language and Literature}, month = {2011-09-01, 2011-12-09}, note = {本稿の目的は、『宮澤賢治イーハトヴ学事典』(弘文堂、平22・12)の編集方針への疑義の提示と、記述された項目への修正要求である。 『宮澤賢治イーハトヴ学事典』は、天沢退二郎・金子務・鈴木貞美を共同編集委員とし、その他一五〇名ほどの項目執筆者を加え、作成されたものである。具体的な疑義内容は、「序」に宣言している「本事典が、基本的に、〈権威〉をめざしていないということ」と「執筆者の意見を尊重し、既成通念や先行研究をどのように踏まえるか――無視・批判・否定等の扱いについても、執筆者のお考えに委ねてある」の二点である。 『宮澤賢治イーハトヴ学事典』が、「権威」の発生装置として機能していることや、先行研究の「無視」が正当な理由のもとにおこなわれてはいないことを実証する。}, pages = {304--270}, title = {『宮澤賢治イーハトヴ学事典』を検証する : 先行研究の無視は「研究」足り得るか}, volume = {25}, year = {} }