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「あぢきなし」の基本的語義
https://bunkyo.repo.nii.ac.jp/records/211
https://bunkyo.repo.nii.ac.jp/records/21116fddc19-f912-477d-948f-1626b1ee9868
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||
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公開日 | 2009-02-02 | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | 「あぢきなし」の基本的語義 | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | The Fundamental Meaning of AJIKINASI | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | アヂキナシ ノ キホンテキ ゴギ | |||||||||||||
言語 | ||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
主題 | あぢきなし, 源氏物語, 枕草子, マイナス評価, あいなし, すさまじ, 語義の「核」, 派生 | |||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||
著者 |
宮武, 利江
× 宮武, 利江
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内容記述 | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||
内容記述 | 本稿は、主として源氏物語の用例により、中古の「あぢきなし」という語の「核」となる語義を明らかにしようとしたものである。「あぢきなし」は「事が(自分の)思うようでない(そしてそれをどうすることもできない)」という認識を基本的な語義とする。そこには、「ままならぬものだ」と悟るニュアンス(諦観)や、「どうしようもない」と嘆くニュアンス(慨嘆)、時に後悔の気持ちを読みとれることがあり、他者が原因であるときは不満・不快、自分が意図していなかった・期待外れだ、という不本意な気持ちをあらわすこともある。また、「相手が思っていることが事実・現実と違っている」として、他者の行為を「見当違い・心得違いである」と評する(批判・非難)、あるいは他者の行為を妥当でないものとしてたしなめる(指導・諫言)場合がある。さらに、副詞的に下接する用言にかかり、「どうしようもなく」という意味をあらわすこともある。以上の点で、同じく「つまらない」と訳されることのある「あいなし」(正当な理由がない)、「すさまじ」(客観的な基準・前提に照らして合致しない)とは「不快」の根拠が異なっている。 | |||||||||||||
書誌情報 |
ja : 文学部紀要 en : Bulletin of The Faculty of Language and Literature 巻 20, 号 1, p. 100-77, ページ数 24, 発行日 2006-10-01 |
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出版者 | ||||||||||||||
出版者 | 文教大学 | |||||||||||||
ISSN | ||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||
収録物識別子 | 09145979 | |||||||||||||
出版タイプ | ||||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||||
item_5_text_42 | ||||||||||||||
値 | BKK0000060 | |||||||||||||
item_5_date_43 | ||||||||||||||
日付 | 2009-02-02 |